医療従事者のみ★急性期★ZOOm勉強会★無料

日時:4/29 (土)19~21時

対象:看取りをする医療・福祉従事者のみ(葬儀社・遺体従事者対象外)

内容:急性期(ICU・HCU・ER)死亡者のその後と家族心情について。エンゼルケアの質問等の可能(申し込みの質問に書いて頂けたらお答え致します。)

亜熱帯の沖縄県は火葬まで4日~8日と遺体安置時間が長いです。日々変わるご遺体の見た目、それによるご家族の気持ちを葬儀目線からお伝え致します。

今回は最も見た目が穏やかではない死に場所ともいえる「急性期の浮腫み遺体」についてお話致します。

また沖縄県は「先祖崇拝」である事から、県外とは死生観が全く違います。その為ご遺体に対しても気持ちが強いご家族が多く、生前と同じように接したい文化(布団安置にしたい、手を握っていたい、等)があります。ゆえに遺体管理技術は必然的であり、皆様にお伝えできる事もかなり多いと思われます。

費用:無料

お断りしている人:人間は思いもよらない姿・顔で死亡します。それが現実なのです。「自分は高齢者の眠るような老衰しか知らないし、それ以外は知らなくてよい」という方は、受講は控えて下さい。

患者が死亡後、家族のケアを行うのもターミナルケアの延長上だと考える方々の参加をお待ちしております☺️

↓↓【申し込みフォーム】↓↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf1UimS3c_mRnmuKEqvpwymn5wiU8iC8NHJG6cNoijMg0XkcQ/viewform

投稿者:kojinsama 投稿日時:

【前編】エンジェルフライト 国際霊柩送還士を観た感想

今回は【エンジェルフライト 国際霊柩送還士】を観た感想を、アメリカ•ドイツ•中国•ハワイからの事故遺体を担当した事がある私が、ご遺体専門目線で語ってみます。

Amazon primeで第一話を観ました!

まず初めに、私はこの手の映画やドラマが凄く苦手です🥲

理由は2つあります。

  • 主人公がご遺体ではなく、ドラマの役者。
  • 内容がファンタジー寄りの過度な演出、お涙頂戴エピソードだから。

基本コンプラは守るべき立場なので、エピソード晒しを本でする同業者が大嫌いです。

演出については、ご遺体専門職すぎて「いやいや、そんな訳ないだろう」とわかってしまうし、粗探しばかりしてしまう自分もストレスなのです。。

しかし、今回は色々あって観てしまったので話します。(長くなるので前編後編をわけます)

  • (前編)ドラマとして
  • 【重要1】ご遺体のクオリティ(1人目2人目)
  • (後編)実際こんな仕事あるのか?
  • 【重要2】ご遺体を扱う人の世間のイメージ、ギャップ。またここに戻されたか…
  • 番外編•ご遺体従事を生業にしている人に指輪渡すのはKY。

ドラマとして

まずドラマとしては素晴らしかったと思います。特にお母さんの演技がかなり上手で、お父さんがマニラで「息子の遺体はいらない!明日帰るぞ!」って時のお母さんの演技で私は泣きました。

お母さん•佐千恵(麻生祐未さん)

実際の私も現場で胸が打たれるのは、故人のエピソードが垣間見れた時なので…


ご遺体のクオリティ

ここからは少しマニアックに話していきます。エンジェルフライトのファンの方は見ないでください。

私はご遺体がドラマや映画ででていたら、一時停止して、写真を撮り、細部までしっかり観て現実と比較してしまうタイプです。

そして「ご遺体ドラマ」と言ったらアメリカ!なのです🇺🇸

アメリカのドラマ、ウォーキングデッド•CSI:マイアミ•bones 等のご遺体達を比べると、残念ながら日本はご遺体表現クオリティはかなり劣っております。

CSI:マイアミ5。死者が腐乱遺体になるまでを
リアルに表現してくれている。
ウジ虫の描写や体液の出方は圧巻で、再現度が高いと変な人達から絶賛の声もチラホラ。

でもそれは仕方ないのです。ドラマに携わる「ご遺体指導の専門家(専門法医学者)」が海外にはいて、日本にはいないからリアリティ度が低いのだと思います。

2005年公開、着信アリ2のミイラご遺体。
怖いようでよく見ると怖くない。
ミイラは一朝一夕では作れない。
専門家がいなければ、
ご遺体演出は想像で作るしかないのだと思う。

(今回のエンジェルフライトの制作者陣の中で法医学者を探しましたが、お名前は見当たりませんでした。。)

ご遺体はお二人でてきます。のでいつも通り、1人目から細かくチェックです。

映画やドラマはインパクトを出す為、1人目のご遺体は重要です。それなりにちゃんと演出されているし細部まで凝っています!

その為、インパクトは1人目より2人目の方が控え目でありました。


1人目:口と耳が魚に食べられて内臓が出ている男性。体液漏れ防止の為にトイレットペーパーが敷き詰められている。

死因や現在死亡して何日目か色々不明だが、魚というワードから水難事故だとすると、私達水の事故遺体の場合、腐敗進度が超早いのを忘れてはならない。(水の温度が5℃以下除く)

(沖縄の海で2〜7日沈んでたり漂っていた人を担当した事があるが、面会葬儀ができるご遺体で小魚に食べられていた人は皆無。魚の種類の問題で、ピラニアならありえるのか。だとしたら、アマゾンや亜熱帯地方でのご遺体は、日本よりも腐乱しすぎて見た目が人間ではなくなっている可能性が高い。)

あと、魚に食べられる位水に浸かっていた割には綺麗すぎる。顔も膨らんでないし、目も鼻も潰れていない。口も閉じてるし皮膚も顔に着いている。体液漏れの状態からドライアイスなど冷却をしてないのに、魚に食べられた外傷だけで済むはずがない。▶︎結果ありえない。

内臓が出ている=腐敗を表現したかったのかもしれないが、身体をどす黒くすれば良いってものではない。腐敗由来のどす黒さには、それなりの見た目の変化が伴う。(急死鬱血とはまた違うので注意)

海や川の事故、魚に食われてる、何日も経っている、というのを考えると、日本到着時には顔や肉体は驚くほど腫れ上がり国宝、九相図のようになっているのである。

えそう
[第三相」壞相
またたく間に、この膨張した屍は、風に吹かれ日
に曝されて、皮や肉が破れ壊れ、身体が拆裂して
形や色が変わってしまい、識別不可能となる。こ
れを、壊相と名づける。

トイレットペーパー敷き詰めについての誤解

ドラマ内では「ベチャベチャだよぉ〜!」と言われているが、
見た目はそこまでベチャベチャでもなかった。

演者の言い方から「トイレットペーパーはご遺体の冒涜」のように聞こえるが、冒涜などではない!!!

当たっても痛くないし、ご遺体に傷がつかない。かなり優しい対処!!!

大切な資源をあんな風に何個も使えるなんて、相当裕福な国からきたのだろう。

数えたらざっと40個位かな。頭と肩側に20弱。これはリッチすぎる。正直日本の法医学や葬儀からは考えられない。

では、普通はどうするか→体液漏れの可能性がある遺体は納体袋に何重にも入れて、物理的に漏れがないようにするのみ。

それにご遺体が動かないように、などの配慮は海外便では見た事がない。そもそも海外から日本にくるご遺体は殆どがエンバーミングされている。本場のエンバーミング済みの遺体は硬く、動かない。気をつけの姿勢で手を広げたフィギュア人形みたいな格好で、動く隙間もない位キツキツに棺に入っていたからか。。。

(因みに、日本人の国内輸送はご遺体に配慮して、綿や新聞紙、ドライアイスを敷き詰めている。)

それに「魚に食べられて内臓が出ている」という誰かの言葉とともにネチャア」というネチャネチャした効果音は…ちょっとナンセンス。まだ生きてる魚が体内にいたのかしら…

最後に、葬儀場面で奥様が見る処置後のご遺体綺麗すぎます。まぁ処置前がそんなに悪くないからあの位ならできるのかな…(ドラマだし…)

いつも思います。

人間は、自然の腐敗には勝てない。

理由はご遺体は不可逆的だからである。

遺体従事者は「できる」し「やる気はある」けど、腐った人間を家族が知ってる元の本人のように戻せない。

人間は自然の力には勝てない。

それは令和の時代、エンバーミングが日本に入ってきても、である。


2人目:マニラでリンチ、若い男性。数日間ドライアイスなしで連れ回される。

2人目でご遺体のクオリティがグッと下がってしまった。全くもって見た目は顔に切り傷がある、普通のご遺体である。(この男性より、病院でずっと酸素マスクして鼻や口が変形してるご遺体の方が修復はよっぽど大変である。)

やはりご遺体描写的にリンチで死亡のご遺体というのは、難易度が高かったような気がする。

34分あたりで顔殴られて口から血が出てるけど、こんな壮絶なリンチ後の死亡なら顔は風船のように腫れ上がって本当に痛々しくなる。腫れ、というのは死後も中々引かないものである。

それは絶対にそうなる。

失血死なのか、内臓損傷なのか死因はわからないけど、35分あたりで仲間がその場を見て追いかけているから病院搬送もできただろうに。。しかし、もし病院搬送していたら即ICU行きで顔は浮腫み、半魚人のように腫れ上がる。

文化の背景について。

フィリピンにはドライアイスが流通していない。そしてドラマのように長らく安置する文化なので死後、即刻エンバーミングを施す。マニラのスラム街だから、エンバーミングする金もなかったのかな…??

フィリピンエンバーミングの現状。

信じられないほど破格で施せるのがフィリピンのエンバーミング。(業者によるが、ある業者は日本円で1,000円位だったと)しかし安い所は技術が相当お粗末。右半身や片足だけが腐ってくる事がザラとの事(現地の葬儀に参加した遺族の証言)

だからリアルに言うと、どちらにせよあの男性の浮腫のない、スッキリ顔はありえないのである。

あと、今回2名のご遺体の処置後メイクを見て思った事は、なぜ顔面蒼白メイクにして死者感を強めているのだろうか…?

監督の方針?もっと血色をよくして「生きてる風」に見せなかったのはなんでだろうか??どうせ腐敗してないんだから、メイクなどいくらでもできただろう。これは本当によくわからない。。。

長くなったので後半に続きます🥳↓↓

【後編】エンジェルフライト 国際霊柩送還士を観た感想

投稿者:kojinsama 投稿日時:

私が手袋をしない理由。

今回は、よく現場で言われる「手袋しないんですか?」についてお答えいたします。


医療や警察は、履歴不明の得体の知れない死者を取り扱うので、勿論手袋は必須だと思います。

でも、葬儀の遺体であり、さらに家族の元で葬儀できる遺体となったら必要各所(病院や警察)を通り抜けてきた、
極めて安心安全なご遺体しかおりません。

感染危険物扱いする意味が私にはわかりません。
遺体から感染するのは医療が、未発達だった昔の日本、もしくは遠い外国の出来事です。

しかし基準として、遺族の考えを尊重しております。
ご遺体対応で手袋をしてほしいと遺族が望んでいたら、私は間髪入れずに手袋します。
(そこで自分の考えは貫きません)

ここ数年、私が手袋をせずに素手でご遺体対応しているのは、
遺族が素手で故人に触れているから、私も素手なだけなのです。

とは言え、この問題はよく質問されます。

施工者のその立場のご自身の判断に任せてます。大人なんだから自分の考え自己責任で判断できるでしょ。

私は自分の判断でコロナ遺体でさえも手袋せずにメイク処置してます。

それに、私がなぜ
【葬儀遺体は生体より安心安全】
と口に出して言えるのかというと、
6年前にご遺体の細菌と、私の細菌を培養した事があるのです。

その時の実験結果は結論から言うと、細菌の数は私の方が圧倒的に多かったです。
感染に関しては私達生体の方がよっぽど危険で怖いのです。

(因みに細菌の種類は時間が経てば経つほど少なくなり、嫌気性菌が爆発的に増えます。)

私はこれからも手袋をするしないの判断は、ご遺族に任せていきます。

投稿者:kojinsama 投稿日時:

FM那覇 1/7よりラジオ番組【遺体管理人のおもかげ倶楽部】スタート‼️

ここ5年間、遺体従事をしてよくいわれる事。「こんな事できたの?!」です。新聞に出てもYouTubeに出ても、全県民には届いていなかったのか…という訳で、ラジオ大国沖縄の利点を活用し、私のラジオ番組をスタートさせることに致しました😃

今後絶対に知っていた方がよい死後の情報を沖縄県の皆様に伝える、日本初ご遺体信者によるご遺体感覚ラジオ。

コンセプト【ご遺族の選択肢の為に】

「死後こんな事が実はできるのだ」と多くの方が知らないまま、荼毘に付されているのが実状です。

「故人に出来る事があるなら、なんでもやってあげたい!」と愛情深いご遺族なら思うでしょう。「でも、どうしたら良いかわからないし、そもそもしていいのかわからない…」それが現実でした。

私はご遺体の専門家として、知識と経験があるのでご遺族の希望を形にして叶える事が出来ます。そんな遺体従事者が沖縄にいると知っていれば、万が一の時にご遺族の死後の選択肢の可能性が広がると思います。


先祖崇拝の沖縄県は県外の方より死者を大事にする傾向があります。出棺まで約1週間。季節によっては最長2週間待ちの時もあるので、多くのご遺族は「えっ故人大丈夫なの?腐らないの?」となります。

そこで、毎日(株)おもかげが責任持ってご遺体を管理しに行き、毎日のメイク直しをする事を請け負っているのです。つまりご遺体の物理的なケアと、ご遺族のグリーフケアが主なお手伝い内容となっています。

【注意してる事】


ラジオに限った事ではございませんが、基本的に私は担当したご遺族のコンプラ違反になるようなご遺族のエピソードトークはしません。
霊感ないので怖い話はしません。葬儀社に属してないので、特定の葬儀社を進める事はしません。(ゲスト除く)
色んな宗教があるので、自分の死生観は語りません。

【コンセプト】


「あなたの街のご遺体信者」というキャッチフレーズで活動しています。どんな人にも必ず来る死。立派な葬儀や祭壇も必要ですが、その場の故人の顔が綺麗で穏やかである事は、本人の尊厳と、遺族のこれからの為に絶対に必要だと考えています。(私は携わるご遺体に畏敬の念をこめて担当しております。今まで通り、これからも周りに惑わされず、しっかりご遺体のみを信じて生きていこうと考えております。)

【多職種連携を葬儀まで】

医療の方々に向けて発信をしていきたいです。 患者さんは死亡したらそこでエピソードは終わりますが、家族さんのエピソードはまだ続きます。その家族さんのケアまで含めたものが「ターミナルケア」だと私は考えております。せっかく心ある良いお看取りを提供できたとしても、営利目的の葬儀屋に当たってしまっては、家族のグリーフケアには結びつきにくいのではないでしょうか。

【多職種の連携を医療で終わらせず、葬儀まで延長する】 主に事前相談をすることで、葬儀難民にならず、目的を理解してくださる葬儀屋さんに大切な方の葬儀を執り行って頂けると思います。

放送局:FM那覇 78.0MHz
日時:毎週土曜日曜20:30〜21時(日曜日再放送)
内容:第一週 お墓のミクニ
🪦のみどりさんと最近の気になる死後事情紹介
第二週 遺体管理人がおススメする、心ある葬儀担当者さんの紹介
第三週 第四週 医介護業界から、気になる方をゲストにお招き。

(第二〜四週のサポートは広島の智美さんがご一緒して下さいます^^)

聴き逃した!or動く遺体管理人をみたい⭐️

FM那覇さんのYouTubeでアーカイブを動画で見ることができます😃

↓↓FM那覇さんの再生リストから、おもかげ倶楽部へ

https://youtube.com/@FMNAHA780live

投稿者:kojinsama 投稿日時:

沖縄タイムス元旦号に掲載されました!文字起こし有り

沖縄タイムスさんに掲載されるのは、
もう6回目になります。                 本当に感謝です🙇‍♀️


生前の表情引き出し 遺族癒やす


「ご遺体を生前の元気だった頃の姿や表情に戻すことは、亡くなった方への尊厳を見える化すること」そう語るのは、「遺体管理人」として遺族をサポートする、おもかげ代表の嘉陽かりんさん。

病気や事故によって変化した遺体の顔色を明るくしたり、むくみを取るなど独自で考案した処置を施す。がんなど腫瘍が顔にある場合でも対応できるのは国内でも唯一の技術だ。

新型コロナウイルスの感染で亡くなった人の
葬儀では今もー定の制限が続くなか、おもかげ
では感染対策や医学的根拠に基づき他の遺体と
同じように処置を行う。家族の安らかな顔を見
て別れを迎えられた遺族からは感謝の声も届く。「火葬される最後の時まで、毎日ご遺体に寄り添って過ごすのは沖縄ならでは。深い愛情を感じます」と目を細める。

今年1月からは、ラジオ番組を持ち、遺体管理でできることなどを発信していく予定だ。沖縄のためにやっていくという固い覚悟を胸に、遺族が望む故人との最期の時を支え続ける。



以上、文字起こし分です。

私のしている遺体修復技術が全国的にも稀有だろうと断言できるのは、私を信頼して下さったご遺族とご遺体が沖縄県にいたからです。

だから、わずか5年で独学でここまで技術向上ができたのです。(県外だとこうはいかないでしょう)

今は那覇警察署、浦添警察署、沖縄警察署、うるま警察署(交通課刑事課)の方々からDNA鑑定されるほどの損傷の激しいご遺体の時は「修復してくれる人」という形でご遺族に弊社を紹介して頂くまでになりました。

何度でも言いたいですが、警察や葬儀屋が見ない方が良いと判断したり、既に黒い納体袋に入っていたりしても【会う事ができます‼️

諦めずに、弊社まで連絡下さい。

もう火葬してしまったらお別れも言えず、本当に何も残らないのです。

(株)おもかげ直通 098 988 4807 (現場担当カヨウまで)

沖縄県の皆さま。いつも本当にありがとうございます。私にとって、県民の皆さまはとても大切な存在です。

投稿者:kojinsama 投稿日時:

日本初!ご遺体従事者 比較 早見表

日本で初めてこの業界を比較してみました。

納棺師湯灌師は経験から、エンバーミングは現エンバーマー聞き取りからです。

少しでも家族の選択肢になりますように…!

とりあえず、沖縄には私がいますから何でもできます。

県民の皆さん、万が一の時はどうぞご安心下さい😃

投稿者:kojinsama 投稿日時:

5周年❣おもかげオリジナルうちかびタオル

2017年12月1日に沖縄県で初の遺体管理専門会社として「株式会社おもかげ」を作りました。

皆様のご支援を頂きながら、2022年12月でついに、丸5年を迎える事が出来ました。

沖縄県出身ではないがゆえに人脈など全くない中、ただ沖縄県の皆様の為に頑張りたいという思いだけでスタートし、3か月、半年、1年、3年、、、と活動を存続できた事がとても嬉しく思います。

支えて下さる皆様のおかげだと心から思っております。

本当にありがとうございます。

つきましてはうちかび柄のタオル、「おもかげオリジナルうちかびタオル」をアニバーサリーとして製作いたしました。

これからも沖縄県の故人様、ご遺族の綺麗のお手伝いをさせて頂くべく、現状に満足することなく、より一層技術に磨きをかけて参ります。

変わらぬご支援の程宜しくお願い致します。

株式会社おもかげ 代表取締役 嘉陽果林

~おもかげオリジナルうちかびタオル~

アゲオチジャガードフェイスタオル(約35×85cm) カラー/本体抜き色:ゴールド、イエロー、レッド、ライトブルー ・重さ(厚さ)/320匁(1枚当り約100g)

タオル説明

沖縄県民なら知らない人はいないうちかび柄

うちかびとは・・・

ご先祖様があの世で使うお金のことで、わらを主な原料として、全面に銭型が打ちつけられています。 ご先祖様があの世でお金に困らないように、という願いを込めてうちかびを燃やし、 ご先祖様を見送ります。

お金に困らないように、という願いを込めて、この柄に致しました☺ 


タオルの両端はミンサー柄

ミンサー柄とは・・・綿(ミン)で織った、幅の狭い(サー)織物です。

いつ(5つ)の世(4つ)までもお元気でいてほしい、大切な人に贈る石垣島発祥の織物です。



綿100%!日本製今治タオルです。

男性にも女性にも使いやすいようにゴールドカラーに致しました。

肌ざわり抜群❣
寒い日、わんちゃんにも❣

~購入方法~

●当サイト内の online shop よりお買い求め頂けます。

●遺体管理を弊社に直接ご依頼してくださった方はプレゼントさせて頂いております。

詳しくはお問合せ下さいませ。

投稿者:kojinsama 投稿日時:

おもかげグリーフケア方法②【見える化】

葬儀にはふんわりした優しい4文字がある事を皆様はご存じでしょうか。

それらはとりあえず口にしておけば、心あるように聞こえる、という葬儀汎用言葉だと私は思っています。

まごころ、そんげん、おだやか、やすらか、あんしん・・・

「真心を込めてお手伝い」「故人様の尊厳を大切に」「穏やかなお顔で旅立つ」・・・などです。

私はそのふんわりした優しい四文字を”見える化”する事はグリーフケアになるのではないか、と考えておりますので、今回はそれらをご紹介致します。

(株)おもかげグリーフケア方法紹介

――優しさの”見える化”――

とはいえ、既にこれらは葬儀の現場で適用されております。(故人様の尊厳の為にメイクをする、立派な祭壇で故人様の尊厳を保つ・・・など。)

しかし、ご遺体は物理的に修復不可能だと考えられている部分も多く、そのような時は葬儀特有の儀式や慣わし事でごまかすような形をとっていると思われます。

(例えば、腹水が溜まっていたり、浮腫んでいる故人様がいても「あの世では腹水も浮腫みもなくなって元気に歩いているだろう」とか、顔に大きな腫瘍があったとしても「あの世ではこの腫瘍もなくて可愛い顔で微笑んでいるだろう」とか。)

多くのご遺族はそういった(目には見えない)ふんわりとした理想を考える事で、

現実の状態があまり良くない故人様について言及するのを、(故人様の為にも)避けてきているのだと思われます。

そこで私は、そのふんわりとした理想を形に

するように努めました。

今までは難しいとされてきた、ICUの浮腫みも、大きな顔の腫瘍もとる事ができます。

ミイラのように痩せていたらふっくらできるし、急死の悪化も問題ありません。

そして、どんな口でも閉じる事が出来ます!(因みにこの世で閉じない口はありません)

旅立ちにあたり、穏やかで安らかなお顔は必須であると現場のご遺族を見て強く感じてきましたし、それを望まれている方がとても多いです。

(勿論、個々の死生観や宗教があるので、死後の世界の理想はとても大切だと思います。そのグリーフケアはお坊さんや神父さん牧師さん方がしてくださいます。)

遺体従事専門として

故人様に対する理想を見える化する事は、

現実との差を埋めるグリーフケアに直結するのだと感じました。

(一方で、その優しい言葉の下でごまかされている現実もあります。よくある事例を一つ、ご紹介いたします。→本人はずっと苦しがっていたから腹水を抜いてあげてほしいというご遺族がおられました。沖縄では弊社が体液抜き専門で動いているのですが、そこの葬儀社の担当は、外注とすると自社に利益がなくなってしまうので、こう言いました。「故人様は生前沢山の治療をして、沢山の苦しい思いをしましたね。もうゆっくり休ませてあげませんか」

結局この言葉にごまかされたご遺族でしたが、単なる優しい言葉は故人様を守ってはくれませんでした。それから3日後、腹水起因の内圧上昇で口から漏液してしまったのです。ご遺族は、悪臭を放ち顔がパンパンに腫れ上がったまだお若い女性を、そのまま見送る事しかできませんでした。もし、初めのうちに腹水抜きをしていたら、もっと故人様に目を向けていたら、絶対にこんな事にはならなかったでしょう。葬儀に入ってからのご遺体の死後悪化は、適切な対応が出来なかった葬儀社の責任なのです。しかしこのように一部の葬儀社はご遺族や故人様の事を考えずに、自社の利益だけを追求しているのが現状です。最後まで故人様が綺麗でいてほしい、と考えるのはご遺族は当たり前だと思いますが、葬儀社は違います。コロナ赤字を回収しようととんでもない金額設定にしたり、先ほどのように口八丁で外注を使わせなかったり…詐欺師のような会社も多くあります。

その方の葬儀は一生に一度。ぜひ後悔しない葬儀をしていただく為にも「事前相談」をして、安心して任せられる葬儀社を見つけておいてほしいと、切に願います。)

※※沖縄には葬儀社が200社以上ございます。どの葬儀社がよいかわからない時は、

弊社に連絡して頂ければ、良心的かつ心ある葬儀社さんをご紹介できますので、

お気軽にお問合せ下さいませ。

☎098-988-4807

 (株)おもかげ ※※

浮腫みや顔のうっ血、口鼻からの漏液や故人の臭いに対して。

おくりびと、納棺師時代は、メイクでごまかす事しかできませんでした。しかしそれはその時だけ。翌日にはまた同じ現象が起こり、ご遺族は「死んだらこういうものなのだ」「本人は入院中から浮腫んでいたから仕方ない」「プロに頼んでもこうなんだからこれ以上は無理なんだろう」とお世辞にも故人の尊厳などと言えないような状態のまま、荼毘にふしていました。(大変残念ですが、現在もこのようなケースは少なくないと思われます)

私はその時の教訓を生かして「ご遺体にも明日はある」というコンセプトの「火葬まで責任を持つ・見守り型」ご遺体管理会社を作りました

まもなく六年目になりますが、日本一の腐乱大国沖縄県のご遺体の皆様に鍛えぬかれ、今では殆どのご遺体の悩みを、難なく解決できるようになりました。

投稿者:kojinsama 投稿日時:

コロナ感染症に伴う沖縄葬儀社対応一覧

コロナ感染症に伴うご遺体の受け入れ、ご面会可能な沖縄県の葬儀社について、株式会社おもかげ独自調査を行いました。

【2022/08/06更新】



※コロナ感染後に死亡した場合でも、(株)おもかげ独自のご遺体処置にて安心して面会をして頂く事が可能になりました。


(1)コロナに感染してしまわれたご遺体の受け入れと感染症対策を十分に行ったお別れ葬儀が可能

葬 儀 社 住  所連 絡 先
メモリアルサービスkirari沖縄県那覇市与儀125-15 202号090-6856-0056
セレモしらゆり沖縄県浦添市仲間1-19-10098-878-0300
総合葬祭おくはま仏具店沖縄県島尻郡与那原町与那原575098-944-2117
セレモニー武双沖縄県那覇市古波蔵1丁目22-1098-996-2464
香蓮(かれん)沖縄県宜野湾市真志喜1-1-3090-5729-5645
上原仏具店沖縄県名護市字田井等6680980-58-2011
遥(はるか)沖縄県うるま市石川山城815-1098-989-8726

(2)顔を見てお別れ会はしなくても良い。とりあえずコロナ遺体を受け入れてほしい→故人火葬後に葬儀や告別式ができる葬儀社も多々あります。お問合せ下さい。

(互助会会員である条件や、保冷庫預かりで火葬場で数分お顔を見てお別れ、できるできないなど条件があるようです。初めからお顔を見てみんなでお別れ会がしたい!と思われる方はお近くの上記葬儀社さんに問い合わせてみてくださいませ。全力でサポート致します。)





投稿者:kojinsama 投稿日時: