私は北海道で生まれ、東京で育ちました。

学校の授業では沖縄戦について、1行位しか学びませんでした。ほとんど覚えていません。


ひょんな事から12年前沖縄にきて、まずは郷に入れば郷に従え。という事で沖縄の歴史を図書館に勉強しに行きました。

写真や文章を沢山見て、胸が痛くなるくらいの衝撃を受けました。


ここ、沖縄県は4人に1人が死亡したという凄惨な沖縄戦があった所です。
なのにも関わらず、純粋で優しくて情にあつい人達が多いですよね。

そして、東京では信じられないほど
家族の絆がとても強い人たちという印象があります!


県外人の私は沖縄にきて、何度も住民の優しさに助けられました。
そこでなにか恩返しがしたいと思い、自分にできる事を探しました。


自分の専門分野を一歩踏み込んで提供する事がきっと社会貢献になるだろうと、8年前に沖縄に「ご遺体管理専門会社」を作りました。

それからは本当に沢山の人に支えられて、嘉陽果林が存在しても良いその価値を教えてくれました。


分け隔てなく優しく接してくれた沖縄県民が好きになり、葬儀から見える先祖崇拝の独特な文化を守りたい、後世に残したい思うようになりました。

私にとって喪家さんは自分の家族と同じくらい大切な人々だと考えています。

そんな私は、残りの人生は県民の皆さんの為に働こうと決めました。


葬儀のお手伝いを通して見えるご家族の姿は、なんとも美しいのです。私はそんなご家族、そしてご家族に想われている故人様が大好きです。


これからも一生懸命頑張りますので、沖縄県の皆様、色々教えて下さい。

何卒よろしくお願い致します。

(株)おもかげ代表取締役 嘉陽果林