- 今回は最後の衣装について書きます
- 最後の服を一緒に着せたい!
- 最後の衣装はなにがよい?NG衣装はあるのか?
- ご遺体の顔色に適した衣装の色について。
先日家族さんから以下のようなご相談をお受けしました。
1.最後の服を一緒に着せたい!
まず、弊社にご依頼頂けたら家族さんと着付けが可能なので、一緒にやりましょう☺
(自分の親の最後の着付をしたい!という方、そのお気持ち完全サポート致します)
着付を自宅でゆっくり行いたい場合は、着せたい服、ではなくて、
「病院から自宅まで帰る用の脱ぎ着しやすい被り物ではない服」を病院に持っていって下さい。
そしたら看護師さんが病着を脱がせてお風呂に入れ(もしくは全身清拭)綺麗にして下さったあと、ご用意頂いた服(脱ぎ着しやすい方)を着せて下さいます。
その後、自宅でゆっくりご家族と私で着付ができます。 (その際は希望があれば、もう一度しっかりお湯でお身体を拭く時間もお取り致します。)
(よくよく考えたら最後の故人の服問題…確かに普通じゃわからないですよね(・・;) そのまま病院に希望の服を持って行ってたら、看護師さんのみで綺麗に着付てくださるかも。家族が一緒に参加したい!と伝えても病院によってはコロナ対策とかで家族は部屋外でお待ち頂き、職員のみで対応するところもあります。)
(自宅で着付をする場合)病院に持っていく服に適しているのは「被り物以外」の簡単なものが良い。
理由は被り物は頭を通す時に伸びないから、故人の頭を傾けたり、無理をさせてる感がでます。ストレッチきいてるユニクロさんの肌着みたいな素材だと誰でも着せやすいが・・・・
あとはジャージみたいな柔らかい素材のもの(前びらき) やパジャマみたいな、なにしろ簡単な衣服が良いと思います
2.最後の衣装はなにがよい?
最後の衣装、皆さん迷いますよね~!
沖縄県はいわゆる白装束(四国のお遍路様みたいなの)を着せることは殆どありません。
きっと先祖崇拝文化だからあの世に旅立ちに行く=先立たれた家族に会いに行く、なのでいきなり白装束で現れたら先祖もびっくりするからじゃないでしょうか(ほぼ合ってます)
なので、故人の好きだった洋服や一張羅や、歩きやすい普段着が多いです!
女性は沖縄の88歳、98歳のお祝いで着るかじまや~の衣装、着物、綺麗なお洋服が多いです。
男性は高齢者は袴や着物、若い方はスーツが多いです。
因みに、着せにくい服ランキング一位は男女問わずGパンです。
理由はご遺体はドライアイスがあてられるので身体が濡れます。濡れた身体にGパンは生きている方でも履きにくいでしょう。。。
浮腫んだお身体でも、弊社は浮腫み取りができるので問題なくお洋服は着られますよ!
ご安心ください。
因みに自宅で一緒に着付する場合、私が専門的なサポートするので被り物でも大丈夫です!ワンピースでもシャツでもうまく着付できます☺
この世で故人様に着つけられない衣装などないので、
基本なんでも大丈夫です!!
※パンツなどの下着も忘れずに…‼️
3.ご遺体の顔色に適した衣装の色
多くの葬儀ご遺体を見てきて思った事ですが、衣装の色は中々重要だと感じます。
顔面に反射するので、ピンクや赤、明るい色や淡い色はとても良い感じです!
故人に強い黄疸が出ていた場合、黒や濃い青色の衣装は顔に反射して黄疸をさらに濃く見せる効果があります。
顔色を綺麗に見せたいなら、なるべく淡い色の服をおススメ致します。
黄色の相対色、やはり赤やピンク系の色だといい感じに見えます^^
不明点やご質問は株式会社おもかげ問い合わせフォームにメッセージ下さい<m(__)m>
皆様のご相談にお答え致します🙇♀️‼️
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