私が手袋をしない理由。

今回は、よく現場で言われる「手袋しないんですか?」についてお答えいたします。


医療や警察は、履歴不明の得体の知れない死者を取り扱うので、勿論手袋は必須だと思います。

でも、葬儀の遺体であり、さらに家族の元で葬儀できる遺体となったら必要各所(病院や警察)を通り抜けてきた、
極めて安心安全なご遺体しかおりません。

感染危険物扱いする意味が私にはわかりません。
遺体から感染するのは医療が、未発達だった昔の日本、もしくは遠い外国の出来事です。

しかし基準として、遺族の考えを尊重しております。
ご遺体対応で手袋をしてほしいと遺族が望んでいたら、私は間髪入れずに手袋します。
(そこで自分の考えは貫きません)

ここ数年、私が手袋をせずに素手でご遺体対応しているのは、
遺族が素手で故人に触れているから、私も素手なだけなのです。

とは言え、この問題はよく質問されます。

施工者のその立場のご自身の判断に任せてます。大人なんだから自分の考え自己責任で判断できるでしょ。

私は自分の判断でコロナ遺体でさえも手袋せずにメイク処置してます。

それに、私がなぜ
【葬儀遺体は生体より安心安全】
と口に出して言えるのかというと、
6年前にご遺体の細菌と、私の細菌を培養した事があるのです。

その時の実験結果は結論から言うと、細菌の数は私の方が圧倒的に多かったです。
感染に関しては私達生体の方がよっぽど危険で怖いのです。

(因みに細菌の種類は時間が経てば経つほど少なくなり、嫌気性菌が爆発的に増えます。)

私はこれからも手袋をするしないの判断は、ご遺族に任せていきます。

投稿者:kojinsama 投稿日時:

FM那覇 1/7よりラジオ番組【遺体管理人のおもかげ倶楽部】スタート‼️

ここ5年間、遺体従事をしてよくいわれる事。「こんな事できたの?!」です。新聞に出てもYouTubeに出ても、全県民には届いていなかったのか…という訳で、ラジオ大国沖縄の利点を活用し、私のラジオ番組をスタートさせることに致しました😃

今後絶対に知っていた方がよい死後の情報を沖縄県の皆様に伝える、日本初ご遺体信者によるご遺体感覚ラジオ。

コンセプト【ご遺族の選択肢の為に】

「死後こんな事が実はできるのだ」と多くの方が知らないまま、荼毘に付されているのが実状です。

「故人に出来る事があるなら、なんでもやってあげたい!」と愛情深いご遺族なら思うでしょう。「でも、どうしたら良いかわからないし、そもそもしていいのかわからない…」それが現実でした。

私はご遺体の専門家として、知識と経験があるのでご遺族の希望を形にして叶える事が出来ます。そんな遺体従事者が沖縄にいると知っていれば、万が一の時にご遺族の死後の選択肢の可能性が広がると思います。


先祖崇拝の沖縄県は県外の方より死者を大事にする傾向があります。出棺まで約1週間。季節によっては最長2週間待ちの時もあるので、多くのご遺族は「えっ故人大丈夫なの?腐らないの?」となります。

そこで、毎日(株)おもかげが責任持ってご遺体を管理しに行き、毎日のメイク直しをする事を請け負っているのです。つまりご遺体の物理的なケアと、ご遺族のグリーフケアが主なお手伝い内容となっています。

【注意してる事】


ラジオに限った事ではございませんが、基本的に私は担当したご遺族のコンプラ違反になるようなご遺族のエピソードトークはしません。
霊感ないので怖い話はしません。葬儀社に属してないので、特定の葬儀社を進める事はしません。(ゲスト除く)
色んな宗教があるので、自分の死生観は語りません。

【コンセプト】


「あなたの街のご遺体信者」というキャッチフレーズで活動しています。どんな人にも必ず来る死。立派な葬儀や祭壇も必要ですが、その場の故人の顔が綺麗で穏やかである事は、本人の尊厳と、遺族のこれからの為に絶対に必要だと考えています。(私は携わるご遺体に畏敬の念をこめて担当しております。今まで通り、これからも周りに惑わされず、しっかりご遺体のみを信じて生きていこうと考えております。)

【多職種連携を葬儀まで】

医療の方々に向けて発信をしていきたいです。 患者さんは死亡したらそこでエピソードは終わりますが、家族さんのエピソードはまだ続きます。その家族さんのケアまで含めたものが「ターミナルケア」だと私は考えております。せっかく心ある良いお看取りを提供できたとしても、営利目的の葬儀屋に当たってしまっては、家族のグリーフケアには結びつきにくいのではないでしょうか。

【多職種の連携を医療で終わらせず、葬儀まで延長する】 主に事前相談をすることで、葬儀難民にならず、目的を理解してくださる葬儀屋さんに大切な方の葬儀を執り行って頂けると思います。

放送局:FM那覇 78.0MHz
日時:毎週土曜日曜20:30〜21時(日曜日再放送)
内容:第一週 お墓のミクニ
🪦のみどりさんと最近の気になる死後事情紹介
第二週 遺体管理人がおススメする、心ある葬儀担当者さんの紹介
第三週 第四週 医介護業界から、気になる方をゲストにお招き。

(第二〜四週のサポートは広島の智美さんがご一緒して下さいます^^)

聴き逃した!or動く遺体管理人をみたい⭐️

FM那覇さんのYouTubeでアーカイブを動画で見ることができます😃

↓↓FM那覇さんの再生リストから、おもかげ倶楽部へ

https://youtube.com/@FMNAHA780live

投稿者:kojinsama 投稿日時:

沖縄タイムス元旦号に掲載されました!文字起こし有り

沖縄タイムスさんに掲載されるのは、
もう6回目になります。                 本当に感謝です🙇‍♀️


生前の表情引き出し 遺族癒やす


「ご遺体を生前の元気だった頃の姿や表情に戻すことは、亡くなった方への尊厳を見える化すること」そう語るのは、「遺体管理人」として遺族をサポートする、おもかげ代表の嘉陽かりんさん。

病気や事故によって変化した遺体の顔色を明るくしたり、むくみを取るなど独自で考案した処置を施す。がんなど腫瘍が顔にある場合でも対応できるのは国内でも唯一の技術だ。

新型コロナウイルスの感染で亡くなった人の
葬儀では今もー定の制限が続くなか、おもかげ
では感染対策や医学的根拠に基づき他の遺体と
同じように処置を行う。家族の安らかな顔を見
て別れを迎えられた遺族からは感謝の声も届く。「火葬される最後の時まで、毎日ご遺体に寄り添って過ごすのは沖縄ならでは。深い愛情を感じます」と目を細める。

今年1月からは、ラジオ番組を持ち、遺体管理でできることなどを発信していく予定だ。沖縄のためにやっていくという固い覚悟を胸に、遺族が望む故人との最期の時を支え続ける。



以上、文字起こし分です。

私のしている遺体修復技術が全国的にも稀有だろうと断言できるのは、私を信頼して下さったご遺族とご遺体が沖縄県にいたからです。

だから、わずか5年で独学でここまで技術向上ができたのです。(県外だとこうはいかないでしょう)

今は那覇警察署、浦添警察署、沖縄警察署、うるま警察署(交通課刑事課)の方々からDNA鑑定されるほどの損傷の激しいご遺体の時は「修復してくれる人」という形でご遺族に弊社を紹介して頂くまでになりました。

何度でも言いたいですが、警察や葬儀屋が見ない方が良いと判断したり、既に黒い納体袋に入っていたりしても【会う事ができます‼️

諦めずに、弊社まで連絡下さい。

もう火葬してしまったらお別れも言えず、本当に何も残らないのです。

(株)おもかげ直通 098 988 4807 (現場担当カヨウまで)

沖縄県の皆さま。いつも本当にありがとうございます。私にとって、県民の皆さまはとても大切な存在です。

投稿者:kojinsama 投稿日時: