最近よくあるのですが。。。。。。

3日、4日と付き添ったご遺族方とは 離れるのが辛い位、意思の疎通や共感ができていたりします。

ご遺体が出棺される日。

それは

毎日管理させて頂いた故人様とのお別れの日。

そして得たいのしれない馬の骨のわたくしを優しく迎え入れて下さった ご遺族方とのお別れの日でもあります。

私は出棺の日は、

集合時間の30分前にお伺いして最後の「荼毘用メイク」をしにいきます。

集合時間はお坊さんが来たりバタバタするのでその前に、

ご遺族を前に「三日間ありがとうございました」

とお伝えするのです。

が・・・・・・

正直、涙なしでは挨拶できないご遺族が、本当に沢山いらっしゃいます。

私もかなり涙もろいので、ご遺族の涙を見るともう耐えられません。

涙が溢れてきて人目もはばからず

泣いてまう事もあります。

泣きながら握手をしてくださったり、時には抱きしめてくださる方もいらっしゃいます。

沢山の方が、一瞬ではあっても

私と別れることを惜しみ、

泣いて下さったその感情は、きっとその場にいる我々にしか分からない

とても大きな共感があるからだろうと思います。

こんなにも優しく、素晴らしいご遺族に恵まれているわたくしは本当に幸せ者です。

私はご遺体を通じて、眼には見えない、愛や情、

そして優しさ、慈しみ、人間の暖かさ・・・

そういった口ではうまく説明できない事を沢山学んでいるのです。


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