私がおくりびとを辞めた理由

私は以前、

映画おくりびとのもっくんに演技指導したという会社で納棺師をしておりました。

どこに言っても『おくりびとの嘉陽さんです~っ』と紹介されてから入室しておりました。

そんな私は、違和感を感じながら会社をやめております。

本題の「やめた理由」は
『主人公が誰か』に気がついたからです。

⬇️⬇️詳細を書きます。⬇️⬇️

※以下、おくりびとになりたいと思っていらっしゃる方は

不快に感じるかもしれません。
ありのままを書いています。
どうとらえるかはお任せします。

以前の会社の方針は

「おくりびとの儀式」でした。

おくりびとになるには

着付けを完璧にマスターすること、でした。

入社してから半年、毎日のように

着付けの練習をしました。

半年後に社長の前で着付けを見せて、合格を頂いて、

はれて一人で現場にいくことができました。

さまざまな所でおくりびと、を演じました。
所作、振る舞い、、、
もっくんになりきること、を求められ、
おくりびとのイメージを壊さないように、と
先輩からもよく言われておりました。

また遺族も『あの、おくりびとが綺麗に着付けをしてくれた~』という
喜びの感情もあったと思います。
その現場では、需要と供給もしっかり生まれていたと思います。

一番に考えることは

美しく着付けをすること、

自分がどう見られているか、意識をすること。

目の前のご遺体のことは二の次で殆ど考えてなかったと思います。

我々がこのように遺体について軽んじられる訳には理由があります。

遺体の悪化、遺体の醜悪な部分、遺体の悪いところは全て、
遺体のせいにできたからです。
メイクが上手くないのは、遺体の皮膚が悪いからだと、誰もが納得してくれました。

遺体のパワーワードの1つである
『死んだからしょうがない』
をフルに使っておりました。

口があいても死んだから仕方ない
目が閉じなくても死んだから~
顔の浮腫が激しくても死んだから~
鼻や口から液が止まらなくても死んだから~

全て⬆️通用してしまうのです。

そして、だれもそこに関しては

口を挟まないと思います。

「死んだからってこのままでいいの?!」なんて
言ったら
「じゃああなたがやりなさいよ」となるからでしょう。

では、当時
遺体の専門、と紹介されていた

THEおくりびとの我々は
どこまで遺体の勉強をしていたか。

殆どしていません。
一般の方々よりは知っていることも勿論あったかもしれませんが

医療従事の方々の方がよほど遺体に詳しかったのではないでしょうか。

その原因はあげたらキリがないほどあります。

死亡診断書は見ずに、(部長曰く個人情報の為)
家族と話すこともせず、(先輩曰く遺族は気がたってる方が多い、話しかけない方がいい。)
さらには生前の写真すら見ない。(部長曰く個人情報の為)

他にも沢山


つまり、目の前のご遺体に着付けをして、自分の想像の中で

生きている本人の顔に近付けるメイクを施すのです。

なぜ、そこが変色しているのか、
なぜこんなに浮腫んでいるのか、
この口から出てる液はどこの臓器からでているのか、
そんなことは全く探りませんでした。
(変色→メイク
浮腫→そのまま
漏液→横に身体を倒して遺族の前で吐かせる
が当時の対処法でした。
今では絶対にできないことばかりです…)

万が一出来なくてもクレームにはなりません。
それは全て『遺体のせい』にできたからだと思います。それに沢山の逃げ口上を教わりました。

遺体のその後の悪化を、自分のせいにしないためです。

「いいから、とりあえず現場は一時間以内で終わらせてこい」と、
先輩から時間の指定を受けておりました。

遺族とあまり話すな、という規則?のようなものがありましたが

当時から遺族と故人の話で盛り上がっていた私は

時間も押すこともしばしばありました。


とりあえずメイクして、納棺して旅支度の案内をしてとりあえずおわる。

とりあえず、とりあえずこなしていく。
というのを六年近く惰性でやっておりました。

先輩達は「この仕事はみんなにすごいねって言われるからやめたくないんだよね」とか
「ベストとジャケットだと(おくりびと風)、
皆が二度見するから気分がいい」とか
そういう話で
大変盛り上がっていたのが印象的でした。

現場の遺体の話しなどは話題にあがることはありませんでした。


いえ、そんな話は出来なかったと思います。


なぜならば、
現場の人間が携わったその遺体の詳細を全く知らないので
伝えようがないのです。

「目が緑に変色してた」
「私もある!ある!」

という表面上の会話しかできないのです。

(法医学上野先生の『死体は語る』とかを読んで、
さもありえそうなことを自身の体験とすり替えて

遺族にせつに語っていた先輩もおられましたから、

おくりびとイメージアップには繋がっていたんではないでしょうか。)

因みに遺体は顔面蒼白になるイメージではありますが、
現実は半数以上が白ではありません。

では
なぜ白くなるのか、
なぜ赤黒い方もいるのか、
なぜおでこより顎が黒いのか…
なぜ額だけ緑なのか…

こんな遺体の勉強を先輩から伝えてもらえることは、
どこの営業所にいっても皆無でした。

理由は『知らないから』です。

私は先輩から
「口から漏液がある遺体の三大特徴は、水っぽい・急死・若い」
という、今考えたらとんでもない間違いの伝承を
六年間信じておりました。

この仕事に限った事ではありませんが
先輩から後輩への伝承については
ほぼ先輩の経験則での理解になり
そこに科学的根拠は殆どないと感じます。

何度も言いますがその当時の私は
ただ惰性で現場をこなしていました。

そこに遺体があったから
着付けをしましたメイクをしました納棺しました旅支度の案内をしました。

これのルーティンでした。

遺体にたいして一生懸命になることは
その会社では評価されませんでした。

それよりもっくんスタイルのおくりびとを
どれだけメディア露出させ、沖縄の方に認知させるか、
終活フェアで納棺体験や、着付けのデモンストレーションの依頼をとってこいと
社長に言われておりました。

それとは別なんですが

私は何年たっても皆様の注目下で着付けをするのが苦手なタイプでした。

元々バスガイドをやっていたので皆の前で覚えたことを話すのは得意だったと思います。

しかし演劇チックに身体を大きく使い、歌舞伎さながらキメ、キメ、キメ、 、そう言うのが苦手でした。

しかし、ここはおくりびとをうたっている納棺会社。

遺体従事は好きだったのでやめたくはありませんでしたが

基本の着付けが苦手となると…

会社で生き残っていくには、
この会社にはいない、遺体のスペシャリストになるしかない。

多分、人生で一番勉強したと思います。
医学書を買って読み漁りました。

因みに
法医学の先生方の本は、読みはじめこそ面白かったものの、、、
骨好きとかミイラ好きとか昆虫好きとか、
コアな趣味の方が多いので大半がそっちの話でしめていましたから
法医学本より生体の医学書の方が勉強になりました(^^;


そこで今まで教わってきたことが全く違う、という事実が

わんさかでてきました。

極めつけは社長が社員に配っていた、A4サイズの遺体勉強用、みたいなプリントがあったのですが
(たった一枚しか渡されてない汗)

そこに書いてある事柄で2つの間違いを発見しました。

私は当時の部長にそのことを伝え、
もっと我々は遺体の勉強をすべきだと思います。あまりにも知らなさすぎます。


言いました。


社長と相談します、と言われました。

一週間後に帰ってきた部長の返事は、
「社長が論外だって言ってます」
でした。

社長は


「おくりびと、という商品に付加価値をつけている。そのおくりびとがする納棺をセレモニー(儀式)としている」と
私の『遺体の勉強の必要性』を一蹴しました。

そうか

つまりおくりびと、とは
マジシャンのように自分を魅せる


パフォーマンス業なんだ、と
ずっと感じていたモヤモヤの原因がわかりました。

映画ではもっくんが主人公ですが
現場ではご遺体が主人公なのです。

おそらく、この考えは間違ってないと思います。

私は当時の会社をやめて、

全国に遺体勉強の旅に出ました。

そして沖縄に戻り、全国初の『遺体管理会社』を作りました。


私がご遺体の管理をして、ご遺体をお側で徹底的に見守りたいと、
自分の時間とエネルギーを使って、ご遺体従事に勤しんでおります。

今では私のなかではすっかりお馴染みの体液抜きも、ガン皮膚移植も、
全ては沖縄県の遺体の為に修得してきた技術と知識であり
それが、必要であれば惜しみ無く提供したいと心から思っております。

また、
自他ともに認める遺体信者のわたくしは、
今でも昼夜問わずに、悩めるご遺体の所に現れることを生業とし、

また人生の勤めであると信じております。


かつてはパフォーマンス一員として、
おくりびとを違和感ありながらぎこちなく演じておりましたが

現在ではパフォーマンスというより

遺族の悩みを共有し、
全力でその故人の悩みを的確にフォローする立場にまわっております。

基本は皆様の記憶に残りたくないので、
配管工工事や電気工事のスタッフのように完璧な黒子でいるように心がけております。


葬儀のお邪魔はしないようになるべく
静かに故人様のおそばに寄り添うことを意識しております。

私はご遺体にご奉仕する身分をわきまえております。

私と他の遺体従事者の何が違うか、とよく聞かれますが

おそらくご遺体へのそう言った奉仕の気持ちの量じゃないかなぁーと思ったりします… 技術云々は二の次ですね👀

人生をご遺体に捧げる決意の元、
今を全力で 生きております。

2020年も沢山の沖縄県のご遺体のご遺族のお手伝いができたらいいなぁと
思っております。

とうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

   嘉陽果林
投稿者:kojinsama 投稿日時:

★終活フェア★

やりますよーっっっ

4月28日(日) 

10時から16時

ファミリーホールいなんせ会館 

わたくしは

14:30~15:30 

「どうしてプロの死化粧が必要なの?」を

お届け致します❗

よく言われるのが

「娘が(親族の女性)がやるからいいよー」

「男性もやるんですか?!」

です。

わたくしはよく勘違いされるのですが、

メイクスタッフ、着替えスタッフ、ではなくて

火葬日まで遺体を悪化させずに見守る人

なので 

でかい💦

通常、メイクや着替えって一般の家族でもできる事なので、あくまでもその状態フォローして、キープしつつ故人本人の明日明後日の予後予測をたてるのが役割なんですね。

《眠っているように死ぬ》時代はとうの昔に終わりました。

とうの昔はいつか、具体的に言うと医療が発達する前です。

戦後すぐとかですかね?

昭和中頃でしょうか。現在70代の方々が子供の頃、当たり前のようにおじいちゃんおばあちゃんと暮らしていましたね。

朝起きたら、おじいちゃんが布団の中で冷たくなっててビックリ!!!という時代です。

夜中に誰も気づくことなく、静かに息を引き取る、、、、本当の意味で眠るように亡くなったでしょう。

しかし、今は《眠るような遺体》は無理です。

なぜなら医療が発達したからです。

死亡させない為にになんでもやる方々は

そもそも人命を助けたいとお医者様を志していると思いますので

死にそうになったら、どんな事でもすると思います。家族もそれを望むでしょう。

しかし、愉液や点滴をする時点でもう眠るような遺体は難しくなります。

分かりやすく言うと人間に人工物をいれているって事でしょうかm(_ _)m

現在、9割が病院死亡ですから

(最近は在宅看とりが増えたので8割くらいかな?)

中々医療を伴わない臨終を迎える事は大変難しいと思います。

(事故、自殺、急死はその時点で医療を伴いませんが、たいていは眠るような顔面とは、ほぼ遠いです。。。)

あっ誤解を防ぎたいのは 

美しく死ぬ為に生きることを推奨している訳ではありません‼️

それに、けして医療を否定しているわけではありません❗

だって私の母親は「延命治療は絶対希望しない」と私にしつこく言ってますが、

私みたいなタイプほど

万が一の時に医師に泣きすがり、母親の延命治療を頼むのが想像できますもん。

かなりのマザコンですからね(>_<)💦💦

なので、延命する判断も、愉液大量にいれる判断も、胃ろうだって、植物人間だって、私はアリだと思っています。

最愛の人は例えもう話さなくても この世にいてくれるだけできっと心の支えになると、そう思ってしまいます。。。。

と、ここら辺はエンドオブライフケアとかそこら辺になるので、私の専門外です( ̄▽ ̄;)

では、ここからですね!

人間最後はオシッコなど排泄が難しくなります。これを読んでる方々の殆どがオシッコでますよね生理現象で、でも人間は死亡数日前からオシッコが利尿剤使っても出なくなる人もいます。

簡単に考えると

1日500ミリ㍑の点滴をしました。

1日にオシッコは5ミリ㍑程出ました。

二日後に死亡しました。

点滴500㍉×2日分-オシッコ10㍉(二日分)=950㍉㍑

では、950㍉㍑の液体は、果たしてどこにいきますか??

顔面のむくみ?体内?手足のむくみ?????

点滴は二日ではないですよね、もっと長い期間の方もいらっしゃいますよね。

(どこに行くか詳しくは医療の方に聞いてください(^-^;)

死後、治療も必要ではなくなった肉体でも、ずーっとそれを液体として身体の中に保持しています。

なにしろ私はその不要な液体を死後、積極的に抜いてさしあげています。

不要な液体を抜いて、

本当の意味で、元気な頃の本人に近づいて頂きたいと心から思っているのです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

(そもそも「自然のままで」死にたいのなら、山奥で密かに餓死するべきです。

やがて肉体は動物に食べられて、

肉体は地球の一部となりますね。

しかし、そんな事はどんなナチュラリストでもやらないでしょう。中々チャレンジャーです(・・;)))

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

またまた話めっちゃ飛びましたけど、

死後の顔面の変化について❗

眠るように死ねる時代は終わった❗

そんな感じの話をしますー!!!

無料なので来てくださいね(*^^*) 

お子様達の遊ぶところもあるので是非♥️

↑はわたしが大好きないなんせ典礼ファミリーホール「あおい」の窓から見える海です~(*^^*)

投稿者:kojinsama 投稿日時:

遺体の下事情編 何故モックンは肛門に綿をいれたのか。

現場で遺体のパンツ運動なるものに力をいれているわたくしは

勝手に遺体パンツ運動の会の会長をやっています。

(会員募集中です!!www)

うむむ・・・👀こっこれわ・・・👀汗汗

どういう活動かというと

遺体のオムツを外して、パンツをはいて頂く運動です。

ようするに

《最後までパンツでいること、排泄をトイレですることは、人間の最後の尊厳だ》と

心底思っている方々って、結構いると思うのです。

ところが頑張って頑張って、死亡前までトイレに自分で行っていたのに

死亡したら、有無を言わせずオムツ着用されて荼毘にふされているのが今の世の中ですから

それを遺体管理側のわたくしがオムツをとってパンツをはかせてあげよう、

という運動です。

改めて、切っても切れない関係である

遺体とオムツとパンツ

について、少し説明したいと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

《注意》沖縄の医療関係、警察、琉大解剖後の遺体のお話です。

現在の沖縄医療関係(施設含)のエンゼルケア、着替えなどの死後処置施工率は95%位で県外に比べてかなりの割合でされています。

つまり病院から出てきたら、綺麗にメイクされてます!綿詰めされてます!って方々がスタンダードな地域なのですね。

沖縄に遺体専門会社が県外に比べて極端に少ないのはその為です。

大手葬儀社でさえ遺体メイクスタッフを置いていない、

もしくはその葬儀社の事務の女性が片手間にメイクする、というのが日常でもあります。。。

それに沖縄県民は、

「遺体にメイクや死後処置は病院がやって当然であり、当たり前」というふうに認識している方々が県外よりとても多いです。)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

今の日本の全国民は、病院で死亡するか、

病院外で死亡しますよね。

(・・・・・・)

服は自前のものや白装束だったりを誰かしらが何かしらを着させてくれますね。

あなたが万が一の時は、あなたの家族はあなたのパンツと着替え一式を持ってきます。それを着替えさせて下さる方にお渡ししますね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

⬇️は死後の着付けをする様子の講習動画のようです。

病院さんはこんな感じでしてるのかな?

↑↑でも言わせてください❗(>_<)

この「襦袢と着物は左前にし、合わせる」

とありますけど、死後は左前にする、という決めつけはとても良くないです(>_<)

着物の裾柄の事もそうだけど、

死者みたいな扱いされたくないから、生きてる時と同じように着せてほしいって家族は多くなっている現在ですからね。

余談ですが、襟説明のベストは

・左前にすると、黒留などは裾柄が見えなくなる。

・仮に生体と同じような右前襟で着せても、通夜で故人を見に来た団塊世代のおばさんたちは、死後のならわしごとに詳しくて「左前じゃないの?」とかイチイチ言ってくるから対応が必要になる。

・今後、布団から見えるのは顔と襟のみである。

↑の説明ができたらプロだと思います~😍💓💓

あっ・・・・

どうでもいーけど、これ「右前」じゃ・・・ 

そうすると、

↑の講習動画は、これからぐわっと持っている襟を左前にするんですかね(・・;)(・・;)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

話戻りまして、あなたの家族がスタッフさんにパンツを渡すと、、、、

オムツをはかせた上でパンツをはかせられます。

「えっ?!オムツとることできませんか?!

⚪⚪はまだ30代なんですけど、、、、」

というご家族の声は、残念ながら届きません。

「ご遺体は便漏れの可能性がございますから、パンツはオムツの上から履かせましょう」

優しく言われて、

パンツINオムツという

遺体あるあるの遺体にならざるをえません。

そうそう

皆さま、話変わりまして、

10年前の遺体映画の代表作の《おくりびと》

はご覧になりましたか?

では、ここでご質問です。

モックンの肛門に綿詰めの描写がありましたが、なぜそもそも綿詰めをしていたかわかりますか?

わかりますよね、便漏れしないためです当たり前m(_ _)m

所がですね!!!

ここからが重要です。

これからお伝えするのは

何の本にも書かれていないし、

誰も考えた事がないと思うのですが、、、

遺体にはある現象があり、それらの予後予測をすることで、

それが全てではなくなるのです。

是非、皆さんに知って頂きたいです。

遺体パンツの会では以下の事柄がわかっています。

不謹慎ですが、40代のモックンが万が一の時だと想定してください。

闘病2、3ヶ月病院死亡のモックンなら

綿詰めせずにパンツはかせます。

モックンが事故死なら綿詰めします。

モックンが首吊り自殺なら綿詰めしません。

モックンが心筋梗塞自宅死亡なら綿詰めしません。

モックンが意識不明になりICUに1日、2日いたのち死亡なら綿詰めします。

問題⇒「モックンが余命半年宣告をされて、やりたいことリストの一つの国内旅行中に気分が悪くなり、旅先で倒れて、救急車で病院に運ばれたあと一時間後に死亡」は綿詰めしますか?しませんか?

答えは「します」

(※※※↑のモックン死亡例ははかなりおおまかに言ってますので、もっと細かい設定しなければ本格的ではないんですけど💦)

この理由が分かれば、オムツをはずせる理由がわかります!!

私は今まで4000人位ご遺体を見守らさせて頂いておりますが

遺体というのは、本当に神秘的で、ミステリアスで、脆弱で美しく、私とは違って素直で嘘つきませんw

そして遺体の現状の全てに根拠がある原因があります。それを見極める目と知識を養うことがとても大切です。

彼らの生きたエピソードを残された方々へもっと美しく残すために

私は遺体の顔面の容貌を表情として作り上げる立場にいます。

遺体のお手伝いとして生きていきたい、心底思っているので、いつまでも遺体を崇拝して生きていきたいです😍💓💓

もし全国遺体信者学会があったら発表したいこと山ほどありますwww

(現在は遺体好きが先行して 変人扱いされてるので誰も聞いてくれないですけど(泣))

あわわ、話脱線しましたm(_ _)m

次回は、あなたが死亡したらオムツの確率9割!!!?!!

モックンの肛門事情から、

オクリビトでも、オミオクリ、でも

YouTubeのエンゼルケア編でも出ていない

本当の遺体の下事情について

語りたいと思います。

あ、オミオクリは見てないや(・・;)

~②へ続く~

投稿者:kojinsama 投稿日時:

遺体のアイシャドーの入れ方、知ってる?

エンゼルケアセミナーで何回かお話してるんですが沢山の病院さんを見て感じる事、

そして沢山の遺体従事者、葬儀社のメイクスタッフさんを見て感じる事は

【遺体のメイクと生体メイクの混同】です。

皆様、遺体のメイクと生体メイクって変えないといけないこと、ご存知ですか?

いやいや、それはわかってるよーとお声が聞こえそうです。

上手い言葉で言えば 

生体には→美顔メイクで

遺体には→その人らしさを見せるメイク 

・・・・・と

大体の方は仰るでしょう。

じゃあ何がどういう風に違うんですか?!という質問があったら具体的に言えますか?(*^^*)

そこですね!!!!!大切なのは!!

わたくしはいくつか言えますが、

例えば、アイシャドーです。

・生体と同じようにアイホールに入れてはいけません!!!

ダメな例↓↓↓


これは生体用です。。。

えっじゃあどこにいれるの?!と

思うと思います。

そう言う【エンゼルケア本】には載ってない事をセミナーではしていますよ☺️

因みにアイシャドーの入れ方等は

全て弊社のオリジナルで、遺体管理学に基づいています❗😃

遺体はモノでもなく、生体でもありません。
そのことを理解してこそ、【遺体メイク】が
可能になります

ひっぱりますが、アイシャドーや他のメイク方法はセミナーでしか言いません(笑)

他のオリジナルといえば、

★口をタオル無しで閉じる

(これはもう定番でしたね💧)

★遺体を微笑ませる事 

★火葬日が一番美しくなる為に初日にする事

★顔ガンを皮膚そのもののフラットな肌にする。

★こぶとりじいさんのような、皮膚内の腫瘍を無くして、フラットな肌に

★痩せている方は、ふっくらできる当社オリジナルお薬を全員にサービスしています✨✨✨✨

とか、そのほかも色々あります~💓♥️❤️ 

全ては故人様の為に。

そして私の愛する故人様が大切に思われているご家族の安堵の為に。。。

わたくしができる、時間やエネルギーや技術を差し出す事はこれからも惜しみ無くやります。

そして死んだ人の社会的立場や地位を

もっともっと上げていきたいです。

投稿者:kojinsama 投稿日時:

告知★豊見城中央病院セミナー02/17 いなんせ会館終活セミナー03/02

今まで通り↑は記載の医療者だけです!! 入り口で葬儀社納棺関係者チェックしますので悪しからず(>_<)(>_<)
要予約です。
質問も当日受け付けます(*^^*)

↑こちらは誰でも参加出来ます❗一般人向けです(^^)

セミナーの午前のお二人は終活大先輩の元アナウンサーの美女えみさんと

お墓の申し子東恩納さんです!!

午後は看とりのスペシャリストのイハユリカさんのあとに

わたくしの話に続きます~(*^^*)

イハユリカは個人的にも仲良くさせて貰ってますが、わたくしとは真反対のすごくポジティブで素敵な女性なのです💓♥️❤️

是非皆様いらして下さいませ❗ 

他にも色々出し物満載ですぞ❇️❇️♥️

投稿者:kojinsama 投稿日時:

「葬儀社の一人として」②

葬儀社A、B、Cの社長からこう言われました。

2018年の事です。

「あなたがお客さんに名刺を渡すことはやめてほしい。将来あなたが葬儀社をやってしまってお客さんを取られたら困るから。」

と。

びっくりしました。 色んな意味で。

一つ目は、私を使って下さる葬儀社さんは私の理解をしてくれるものだと思っていました。

・私は遺体以外興味無いこと。

・沖縄の遺体に命をかけたいこと。

・名刺を渡すのは、最後まで遺体に責任を持つという意思表示である、ということ。

何回それらを伝える会話をしてきたのだろう、と物凄く悲しかったです。

二つ目に

心ある葬儀をされていたら、お客様は御社にまた戻ってきますよね??

リピート率ナンバーワンって仰っていたのは嘘なのでしょうか?

とお聞きしたいです(;_;)

持論ですが、、、

目の前の利益だけを求めているから

こんな乏しい考えを口にしてしまうのではないか?と本当に残念に感じます。

沖縄の葬儀社さんは私より年も上で、経験も知識もある方も沢山いると思いますし

実際そう言うかたは知っている限り、います。

業界を知らず、駆け出しの私に、是非大きな背中を見せて尊敬させてほしい、と

この出来事は心から感じました。

そんな中

私を使って下さる葬儀社さん・担当さんには心から感謝致します。

沖縄には今遺体ビジネス社は弊社を含め5社~10社はあると思います。

それでも声をかけて下さる担当さんには本当に頭が下がる思いです。(>_<)(>_<)

そして、最近ではお客様から直接遺体管理の依頼もあります。

最期は美しくいたい、という故人の気持ちを私が最期までサポートさせて頂きたいです。

投稿者:kojinsama 投稿日時:

「葬儀社の一人として」の疑問①

わたくしは遺体従事者ですが、

自分の立ち位置を考える事が日頃とても多いです。

なぜならば

この仕事にはじめてついた数年前、

当時の先輩が我々の立ち位置を教えて下さった時、

『依頼された葬儀社の一人として振る舞え』

でした。

理由は葬儀のプランの中に入ってるメイク等の遺体処置に関して、

ご遺族はその葬儀社のスタッフか外注スタッフか、分からないから

(と言うかどっちでもいいから)

だと認識していました。

だからあなたはその葬儀社の一人になる以上は振る舞いは充分気をつけなさいよ、と言うことだと思います。

振る舞いに気をつけろ、というのはとても納得できます!

その通りだと思いますし社会人や会社の名前を出したりそこで働く以上は当たり前でしょう。

でもなぜ『葬儀社の一人として』なのかずっと理解できませんでした。

それが最近、その言葉の発端が見えてきました。

持論ですが、そのうちのまず一つ目をご紹介致します。

葬儀社さんにとってみたら、

遺体に従事する私達は、

返礼品会社やお花やさんと同じ立場だという認知があるからなんですね、きっと。

(でしゃばるな、という事でしょう)

県外では溢れるように遺体ビジネス社が溢れ、

『遺体が触れる』という低いハードルをクリア出来た人達は、

ある程度大手で働いたら独立します。

しかし独立しても沢山強豪がいるので、

頭を下げて葬儀社さんに

『使ってください、弊社はこれだけ安くします』とお願いしに行く所も多いのではないでしょうか?

(逆に私もそう頼まれましたから)

葬儀社からみて

『あなたの所がダメでも他あるから!』という誰でも補填は出来る、という立ち位置なのではないでしょうか。


(以前、わたくしがある会社で納棺師をしていた時、

初めて県外に応援に行きました。

そちらの先輩について、かなり豪華な葬儀会館へ納棺をしに行った時の事です。

終わったあと、

通常は「終了しました!」と担当さんに言って会社に帰るのですが

その先輩は、担当者がいるはずの建物の外で微動だにしないで直立不動で待っていました。

15分過ぎても担当者に声もかけずひたすら出てくるのを待っている感じです。

真夏でジリジリと灼熱の太陽が容赦なくさしてきて、スーツの私達は、本当に辛かったです。

恐る恐る

「あの・・・担当さんに声かけないんですか?」と聞いたら

「ここでは待ってないといけないから!」

と言われ、そのまま待っていました。

なんと40分後に担当者が出てきて

「なんだ、居たんだ(笑)」

というやり取りをしていたのが衝撃的でした。

その先輩の顔から

「こんなに健気に待っている事もできるんです、弊社は」

と言わんばかりのオーラを顔全体から放っていて、かなりの衝撃を受けました。

《こんな打算めいた事をしないとやっていけないんだ・・・!!》

我々は、身分も低ければ社会的認知も立場も低いのであると、

凄く凄く感じました。



変わって沖縄では《自社で全部やる》というシステムの会社も多いため、

遺体ビジネス会社はあまり溢れていません。

その為これからのその基礎作りとしてわたくしはもっと遺体の社会的認知・立場の向上をしないといけないと思います。

遺体はお花や返礼品と同じではないと思います。

ご家族の大切な故人様が商品と化しないように

沖縄の遺体は全力でわたくしが大切にお守りしたいと思っております^^

最近はご遺族からもホームページ見たよー!というお声を頂き

大変感謝しております😃

ご遺体の為に私は生きていると実感しておりますので、

携わったご遺体には

差別なく平等にわたくしが愛していきたいと

心から思っております。

そして荼毘にふす直前まで、

ご遺族皆様の暖かい手が、

故人様の手を握り、顔を触り、お声をかけられるような

ご遺体作りに尽力したい限りです。

と、思っていた矢先に事件が起こりました。

😖😖😖😖

~②に続く~

投稿者:kojinsama 投稿日時:

1月18日(金)19時デスカフェ2


因みに葬儀関係者・納棺関係者・エンゼルケア未経験者の方々はご遠慮頂いておりますので悪しからず(>_<) 
(今回は、看とりをしたことない介護系の方々もご遠慮頂いております。)

対象者は現時点でエンゼルケアをしている方々です。

今までのような 口とじ云々~という初級内容ではなく、本格的な遺体の特異性についてお伝えするため

『エンゼルケアを日常的にされている方』に特定させて頂きます。

(例えば、介護福祉の仕事だが肉親を看取った経験がある、という方もご遠慮頂いております。)

なぜならばデスカンファレンス、というグループトークをしていただくのですが

そのテーマ自体がエンゼルケアのコアな部分を考える内容なので、携わらなければ分からない話をしてしまいます(>_<)

★★そして、葬儀社さん並びに遺体従事者もご遠慮頂いております。★★

前回デスカフェ1では、医療従事者限定で募集したのですが 

蓋をあけたら葬儀社関係者が7人もいて

 話す内容を急遽変更しなければいけなくなり、とても困りました(_ _) 

わたしはラーメン屋の店主と同じです。

秘伝のタレを、同業者に易々と明かすと思いますか??

わたくしはある程度の知識をベースにはしておりますが、話す内容には全ての根拠を持っています。

発信する全てにおいて、知識の裏付けがあります。

それは、まだ、みんなが寝ているような早朝の時間、そして夜飲みに行くような時間を徹底して遺体の管理の時間に当てたからです。

弊社のモットーとして、荼毘にふされるその朝まで徹底的に、遺体を大切に管理し続けること、があります。

『遺体をあした』を知らない者は、遺体を語る権利がない!と思っているからです。

ある早朝、その日も朝早くの出棺があり

沖縄市のご自宅にうかがった時の事です。

私は初めて『腐敗臭と緑の変色は必ずしも相関性がある訳ではない』事をその故人様で気づかされました。

その方を三日間管理して得たこの気づきは、鳥肌が立つほど感動するもので、

私は朝の五時半に激しく興奮しながら 

知り合いの先生にメールを送ったのを覚えています(笑)

脱線しましたが、つまり一朝一夕で得た知識ではなく、時間と、そして限りない遺体への愛があってこそ得た知識と経験..

それから出てくるオリジナル技術

(←これが秘伝のタレですね😊)

は簡単には渡せませんよね。

話は長くなりましたが、

ラーメン屋なので今回同業者の方々は本当にご遠慮下さい(>_<) 

(そういえば何件か問い合わせもありますが、

今のところ葬儀社での実技指導並びに遺体管理教育は行っていませんので

宜しくお願い申し上げます。)

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こちらかでも、画像の電話番号からでも予約受け付けております。


遺体はずっと未知で怖いものでした。

そしてずーっと昔から、皆に忌み嫌われて存在していました。

それが 臭くない、怖くない、冷たくない遺体を作る事で 死亡後も遺族と一緒にその空間で過ごせる事が可能になりました。

孫やひ孫が遺体の手を握れるようになりました。

死は生の側面であること、

死を意識するで より良く生きる事が出来る、と

ご遺体を通じて新たなメッセージを次世代に伝えて行きたいです^^

という訳で、デスカフェ2!

宜しくです~(*^^*)

投稿者:kojinsama 投稿日時: