実は様々な所でお会いする

沢山の方々が私に、

「先日身内が亡くなりました。納棺師さんがメイクしてくれて・・・本当に眠っているようでした。」と仰ってくれます。

「そうでしたか、良いメイクさんにお会いできて良かったですね」

と お答えします。

つまり私みたいな本格的な遺体修復を必要とされる方々は

きっと世の中のほんの一握りのご遺体であるのだなぁ といつも感じます。


遺体従事するにあたり、心がけていることはいくつかありますが、そのうちの一つをご紹介します。

 

いつも傘でありたいと思っています。

雨がザーザー降っていれば 皆さん (傘、持ってくればよかったな) と

傘の必要性を感じますが

晴れている時はきっと誰も傘の必要性を感じないし、むしろ忘れていると思うのですね。

 

(つまり、綺麗なご遺体であれば私のようなお手伝いは不要であり、

痩せたり浮腫んだり、悲壮感が出ていたり、遺族が違和感を持つご遺体であれば

その時はわたくしを必要としてほしい、という意味ですね)

もしバイオハザードの映画がなければ

株式会社アンブレラ社にしたかったくらいです(^^)



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