撮影協力…葬儀のおくはま 

遺体安置室 花水木 tel:0120025966


遺族を置き去りにしない別れ

「沖縄の温かい死生観を次世代へ手渡したい」と話す嘉陽代表

「おもかげ」は、残された家族が故人と過ごす最期の時間を大切に寄り添う。

残された家族が故人に触れ、別れの支度をしながら過ごす最期の大切な時間を、高い専門技術で支える。 遺体管理とグリーフケアを専門に行う「おもかげ」の嘉陽果林代表は「遺族を置き去りにしない別れ」を仕事の軸に据える。

遺族の希望に合わせて、子や孫たちとともに故人のメークや着付けもする。 「故人に触れると傷むのではと不安に思う遺族は多いが、実際はできることがたくさんある」。 思い込みを丁寧に解きほぐし、遺族が安心して関われるよう寄り添う。 大切にしているのは遺族が故人に「してあげたい」と思う気持ちだ。

遺族が死後の支度に関わることは、「故人に何かをしてあげられた」という納得感につながり、後悔を軽くする助けになる。 火葬までの日々、直接故人に触れ、視覚や触感で変化を実感し受け止めた記憶は、心の区切りになるという。 遺体の修復箇所や着替えの回数が増えた場合も追加料金の発生しない定額制を採用。 火葬日当日まで毎日通って必要に応じてメーク直しなどを行う。

近年増える在宅みとり後の遺体管理と家族支援にも対応している。 きょうだい児を含めた家族ケアにも力を入れる。

遺体管理の選択肢は一つではない。 業者に委ねることも、遺族主体で支度を進めることもできる。 「家族の状況に応じ、納得できる選択ができることが一番大切」。

事故などによる激しい損傷の修復や、顔の腫瘍の除去と人工皮膚による復元といった高度な技術を駆使して遺族の思いに全力で応える。 繊細な対応が求められる乳幼児の遺体管理では、沖縄に根付く先祖崇拝や家族のつながりを大切にする死生観を守り、次の世代へ手渡したいと語る。

昨年から介護の専門学校でエンゼルケア部門の講師も務め、家族が別れに関わる意味や大切さ、「家族の絆を未来へつなぐ」強い思いを伝え続けている。


おもかげ (omokage)

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